2003年にリリースされた2枚組のベスト盤。
ジョー・ストラマーが亡くなった直後にリリースされたものだけど、企画はジョーが生きている頃からしてたらしい。ジョーも選曲とかに関わってるのかなあ。
当時は、僕は日本盤派で、輸入盤を買う事はほとんどなかったのだが、2枚組で2000円ちょいという安さに惹かれて輸入盤を購入した。
Disc1は、1stから2nd期の曲が20曲。
Disc2は、3rdから6th期の曲が20曲。
こうしてみると、初期の曲が多く収録されているとわかる。
しかも3rdは2枚組だし、4thは3枚組。それらの時代の曲をDisc2の1枚に収めちゃってるんだから、かなり厳選した選曲という事になる。
という事は、初期の方が重要だったと考えられてるんだろうか。
僕は圧倒的に後期のDisc2の方が好きなんだけどなあ。
というか、僕は初期のアルバムは2作とも持ってなくて。
だって、このベスト盤にこれだけの曲数が収録されちゃうと、オリジナル・アルバムには手を出し辛くなる。
それに、1stは、英盤と米盤とがあって、収録曲が結構違う。どっちを買ったらいいのかわからない。
ますます手が出ない。
ベスト盤だけで満足しちゃおうかなあ、という気になってしまう。
でも、やはりこのベスト盤がよくできているんだと思う。
曲もリリース順に並んでてわかりやすいし、クラッシュの美味しい所が詰め込まれた感があって、何度でも聴きたくなる。
『The Story Of The Clash』というベスト盤も持ってたけど、曲数も多いし、断然こちらの方がいい。
とは言っても、初期の曲は馴染みが薄くて、今聴いても新鮮な感じ。
もっと聴きこまないとなあ。
それに、実は僕、ジョー・ストラマーとミック・ジョーンズのどちらが歌ってるのか、あまり意識しないで聴いてきた。
だから、昨日は、iPodでその2人の違いに注意しながら聴いてみた。
思ってたよりも、ミックのヴォーカル曲も多かったんだという事に気付いた。ポップでメロディアスな曲って、ミックの場合が多いね。結構、ミックが好きかも。
調べてみたら、このベスト盤も英盤と米盤とがあって、収録曲に微妙な違いがあるらしい。僕が持ってるのは米盤だった。
今はDVDの付いた『エッセンシャル・クラッシュ・プラス』なんてのも出てるんだね。もう少し安ければいいんだけど。