BOOWYの最新2枚組ベストが1位になったそうで。
初週4万枚近く売り上げたそうだけど...誰が買ってるんだろう?非常に疑問なのだ。
だって、未発表曲やレア曲などは一切ないから、古くからのファンにとっては買う動機は見当たらない作品なんだよね。
若い人が買ってるのかなあ?でもやっぱり古参ファンが記念に買ってるんだろうか。
2枚組という事で、これが決定版ベスト...と言いたい所だけど、これには大きな欠点がある。
「BLUE VACATION」が収録されてない事だ。
ライヴでは必ずと言っていい程演った曲なので、当然収録されるものと思ってたけど...ファン投票で収録曲が決まったベストだけど、実はこの曲人気なかったのか?僕は大好きなのになあ。「CHU-RU-LU」とか「ミス・ミステリー・レディ」などの地味な曲が選ばれてるのに、「BLUE VACATION」はそれらに負けたという事か。納得できない。
その他は概ね妥当な選曲だったと思うけど。
TSUTAYAで氷室京介のライヴDVDがあったので借りてきた。
11年、震災のチャリティという事で全曲BOOWYを演った東京ドームでのライヴだ。
しかし...ちょっと予想してた事なんだけど、ハッキリ言ってガッカリした。
氷室が歌えばBOOWYの曲も成立するかなと思ってたんだけど、完全にBOOWYとは別物のサウンドだった。当たり前と言えば当たり前なんだけど、想像以上に違うものだったのでビックリしちゃって。
まあ、これは以前、実際に氷室がBOOWYの曲を歌ったライヴを観に行った時にも感じた事だったけど。BOOWYの音を期待しちゃダメなんだよね。
かと言って、再結成にも反対な僕としては、BOOWYの音を聴きたいなら、BOOWYのCDなりDVDを聴くべきで。氷室のソロにそれを期待してはいけないなと。
ポール・マッカートニーのライヴでビートルズの曲を演るのはしっくりくるのに、どうして氷室のライヴでBOOWYの曲はしっくりこないんだろう。それだけ、BOOWYのあの音は完成されたものだったんだろうな。
高いお金を出して観に行かなくて良かったなと思ってしまったライヴのDVDだった。