13年11月からのTeamNの3rd公演曲のアルバム。
NMBにとっては初のオリジナル公演。
このアルバムが今年リリースされるという情報が入った時には、即買おうかなと思ったのだけれど、冷静になってYouTubeで各楽曲を試聴してみたら、あまりそそられる曲がなかったんだよね。で、これは買う程ではないかな、と...。
だけど、AKBGの公演曲はとりあえずは手に入れないと、という事でレンタルしてきた。試聴時の感触から、あまり期待はできなかったけど。
2曲目「青い月が見てるから」。
「♪ダーリンダーリンちょっと待って」という甘いアカペラで始まる。その後はパッと弾けて華やかなオープニング曲に。
3曲目「Radio name」。
お願いDJというコンセプトの下、これまた明るい楽曲。じっとしてられない感じが伝わってくる。サビでさりげなく「おねがーい」とか入るセリフがちょっとムカつく(笑)。
5曲目「カトレアの花を見る度に思い出す」。
これでもかと明るく前向きな曲が続く。サビ終盤の「♪目を閉じれば(キラキラキラ)」のメロディが好き。
6曲目「夢のdead body」。
ここでようやくマイナー調のカッコいい曲。しかも山本彩のソロ曲。グツグツと沸き立つ感じがいい。しかしdead bodyとは何ぞや?さや姉のナイス・ボディを思い浮かべてしまうが。それにしてもやっぱりさや姉の声はいい。
7曲目「何度も狙え!」。
ちょっとスカのリズムに合わせたコミカルな曲で、お笑い要素の強いNMBのイメージにピッタリ。
8曲目「おNEWの上履き」。
これは市川美織が大活躍。コミカルでいてファンタジック、サビはちょっとスリリング。歌詞の世界観もあって、初めは異色作かと思ったが、よく聴いてみると曲自体は王道のアイドル・ソングかも。
9曲目「この世界が雪の中に埋もれる前に」。
初めはつまんない曲かなあと思ったのだが、サビで目の前がパッと開けてくるような爽快感と解放感に元気づけられた。
10曲目「ジッパー」。
これはモータウン・ビートの楽しい曲。渡辺美優紀の魅力が全開。小悪魔みるきーには何度騙されても許しちゃう。アルバム中盤のハイライト。
11曲目「初めての星」。
さや姉の優しい歌声に癒される。
12曲目「100年先でも」。
前半はどこか退廃的な香りがする。でもサビで明るい感じになっちゃうのがね。嫌いじゃないし、むしろいいメロディだとも思うけど、前半の雰囲気のまま押し切ってほしかった。
13曲目「リボンなんて似合わない」。
これはありきたりなメロディであまり好きじゃないなあ。
14曲目「ドガとバレリーナ」。
優雅ながらも悲しく切ないバレリーナ。これで本編終了。
15曲目「情熱ハイウェイ」。
ここからアンコール。少し壊れ気味に、力強く一気にテンション上げる元気曲。
17曲目「不毛の土地を満開に...」。
絶望の中から希望を見つけるカッコいい曲。退廃的で切ないメロディと雰囲気がたまらない。そして何故か勇気が湧いてくる。NMBの公演のラストがこんな曲とは意外。
ネットで全曲試聴した時には、いい曲が全然ないなあと感じて期待できなかったのだが、落ち着いてじっくり聴いてみると、だんだん好きになれる曲が出てきた。やっぱり第一印象だけでは決められないね。
だけど、やっぱり全体的には小粒な印象は否めず、NMB初のオリジナル公演だというのに、AKB、SKEとの差別化も感じられず、自信持ってお薦めはできないかな。
でも、個人的にはあちこちの曲でさや姉の声が堪能できたのが嬉しかった。
↑ 「夢のdead body」。
マイナー調のカッコいい曲。しかも山本彩のソロ曲。グツグツと沸き立つ感じがいい。しかしdead bodyとは何ぞや?さや姉のナイス・ボディを思い浮かべてしまうが。それにしてもやっぱりさや姉の声はいい。