いつも2ヶ月おきにブログで披露している、購入レコードの収穫発表ですが、それを記事にし始めたのは昨年の8月から。
僕が中古レコードをポチポチと買い始めたのは、たしか2015年の5月くらいからだったと記憶しているので、その1年くらいの間に買ったレコードは紹介していなかったのです。
一部で好評のこの企画ですので、遡って、それらの購入レコードを発表しましょう。
僕のレコード熱が再燃したのは、図書館で『はじめてのレコード』という本を借りてきて、またちょっとレコードでも聴いてみるかなあ、と思って、プレイヤーを引っ張り出してから。
まずは手持ちのレコードを何枚か聴いてみて、なんとなくいいかもなあと思えたので、近所でレコードを売っている唯一のお店HARD OFFに、中古レコードを求めて通い出したのが始まりです。
一番最初に訪れた時だけは、シングル・レコードも買いましたね。50円とかだったし。
でも本来、僕はアルバム派だった事に気付き、以降はアルバムだけを買うようになりました。
初めの頃は、たまにしか行かなかったのですが、そのうち「月1回」行く事に決め、最近では毎週通う事となってます。
サザンオールスターズ 『Young Love』 500円
コレ、未開封新品としか思えませんでした。
90年代のアルバムなので、わざわざアナログ化したもので、貴重とも言えそうな2枚組です。
封が切られた様子もなく、何故こんな超美品が田舎町のHARD OFFのジャンク・コーナーに置いてあるのか謎でした。
どこかで閉店に追い込まれたショップの在庫処理がまわってきたのでしょうか。
ともかく、こんな美品が500円なら買わずにはいられませんでした。
昔は好きではなかったアルバムだったのですが、最近だんだん良さがわかってきたところでもあり、そういう意味でもタイミングが良かったです。
このジャケットの遊び心は大きなレコードだとさらに魅力的です。
サザンオールスターズ 『人気者で行こう』 300円
サザンオールスターズ 『タイニイ・バブルス』 100円
サザンのレコードは、リアルタイムで何枚か買ったのですが、すぐにCD時代になってしまいました。
なので、持ってないレコードを発見したら、欲しいなと思ってました。
『人気者で行こう』の方は封されたビニールに入れられた、なかなかの美品でしたが、『タイニイ・バブルス』はなかなかのダメージ品(笑)。
まあでも、どちらもこの値段なら満足です。
松任谷由実 『悲しいほどお天気』 100円
ユーミンのアルバムも、興味はあるけれど、聴いてないものが多く。
これも聴いた事がないやつでしたので。
松任谷由実 『昨晩お会いしましょう』 100円
これはCD持ってて、好きなアルバムでしたので、それがこの値段ならば、迷わず「買い」です。
松任谷由実 『DA・DI・DA』 100円
これは割と最近CDをレンタルしてきて、数回聴いただけなのですが、とても気に入ってたのでした。
それがこのタイミングで、この値段でレコードでも手に入れられるなんてラッキーでした。
松任谷由実 『PEARL PIERCE』 300円
これも聴いた事ないアルバムでした。
封されたビニールに入った、なかなかの美品でこのお値段。
この様に、僕の通うHARD OFFでは、ユーミンのレコードに遭遇する事が多く、以降は、ユーミンのレコードは、安く売ってたら買って集める事にしよう、と決めたのでした。
井上陽水 『陽水II センチメンタル』 100円
陽水のレコードも、結構出回ってるんじゃないかなあ、と思ってたので、安く見つけたらなんでも買っていこうと思ってました。
そんな中、初めて出会ったのがコレでした。
寺尾聰 『Reflections』 100円
前述のように、僕が中古レコードに興味を持ち始めて、初めてHARD OFFを訪れた時は、シングルをいっぱい買ったのですが、その日に1枚だけ買ったアルバムがコレでした。
そうそう、思い出した。
どうしてこの時、アルバムじゃなくてシングルをいっぱい買ったのか。
この時点では、聴いた事のないアルバムをレコードで買う事に少し抵抗があったんですね。僕の音楽鑑賞スタイルからすると、アルバムは、買うかレンタルをして、データ化するのが本筋だと思っていたんですね。iPodで聴きたいから。
だから、データ化できないレコードを買ってもどうかなあ、と。
レコードを先に買って気に入ってしまったら、いずれ買うかレンタルしてデータ化したくなった場合、2度手間になるな、と思ったんでした。
だから、この時は、アルバムをレコードで買うのは躊躇してたんですね。
シングルなら、そんな心配いらないから、試しにいろいろ買ってもいいな、と、たくさん買ったのでした。
でも、そんな中、寺尾聰のこのアルバムは、聴いた事のないものでしたが、ベスト盤で聴いた好きな曲が入ってるし、100円ならいいかなあ、と思えたし、どうせ好きな曲はすでにiPodに入ってるから問題ないなあ、と。
そんな思いで買ったのを思い出しました。
佐野元春 『NO DAMAGE』 100円
佐野元春はベスト盤くらいしか聴いた事なくてね。
といっても、これも初期のベスト盤なんだけど。
ただ、知らない曲も入ってたので、喜んで買いました。
オフコース 『Over』 100円
オフコース 『We are』 50円
オフコースもベスト盤くらいしか聴いた事なくてね。
いいなあと思う曲はいくつかあるけれど、オリジナル・アルバムまで掘り下げて聴いていこうという気にはなりませんでした。
そしたら、『We are』が50円という破格の値段だったので、買ってみようかなあという気になりました。
そしたら、なんか、ついでだと思って(笑)『Over』の方も合わせて買ってしまいました。
稲垣潤一 『REALISTIC』 100円
稲垣潤一も詳しくありません。
ただ、このアルバムは、僕が音楽を聴き始めた中学生時代に、「1ダースの言い訳」というシングルのタイトルと共に、なんとなくジャケットも見かけていて印象に残っていました。
今回チェックしてみたら、「バチェラー・ガール」も入ってるじゃありませんか。
シュリンクも外されておらず綺麗な状態。
ならば、買うしかないでしょう。
山下達郎 『CIRCUS TOWN』 100円
山下達郎もベスト盤くらいしか聴いた事ありません。
たぶん、ちゃんと聴いていったらハマりそうな気はしてるんですけどね。何故か後回しに。
そんな達郎のソロ1stアルバムを見つける事ができました。
Yellow Magic Orchestra 『SOLID STATE SURVIVOR』 200円
YMOはハマるほどではないけれど、それなりに好きです。
CDは、コレと『浮気なぼくら』とベスト盤くらいしか持ってませんけど。
コレは好きなアルバムでしたので、レコードだとどんな風に聴こえるのか興味がありましたね。
Yellow Magic Orchestra 『PUBLIC PRESSURE』 100円
そして、YMOの初期のライヴ盤です。
あのコンピューター・サウンドが、ライヴではどんな風に再現されるのか、聴くのが楽しみで買いました。
米米CLUB 『E・B・I・S』 100円
米米のブレイク前のいささか地味なアルバムですが、いい曲も結構あるんです。
これはレンタル落ちを表すシールが貼られていたし、ボロボロのダメージ品だったのですけど、そもそも100円なのですから、文句は言えますまい。
米米CLUB 『KOMEGUNY』 100円
ポップス路線に舵を切った、米米初期の傑作。
僕も米米で1番好きなアルバムを問われたら、候補に挙がる作品です。
とにかく美メロが満載で聴きやすいアルバムですから、レコードが手に入ったのは嬉しいです。
とんねるず 『成増』 100円
僕の中学生時代のカリスマ芸人といったら、とんねるず。
これは貸しレコード屋で借りたような気もするのですが、ほとんど記憶に残ってません。借りてなかったのかな。
だとすると、聴いた事ないアルバムだったかもしれません。
モーニング娘。 『ベスト!モーニング娘。1』 500円
これも、サザンの『Young Love』と同時に見つけた、未開封新品としか思えない代物でした。
2001年に出たアルバムなので、わざわざアナログ化された、貴重とも言えそうな2枚組です。
封が切られた様子もなく、何故こんな超美品が田舎町のHARD OFFのジャンク・コーナーに置いてあるのか謎でした。
どこかで閉店に追い込まれたショップの在庫処理がまわってきたのでしょうか。
同じものが2枚置いてありましたし。
ともかく、こんな美品が500円なら買わずにはいられませんでした。
その名の通り、モーニング娘。の絶頂期に出たベスト盤です。
好きな曲ばかりで、特にディスコ・サウンドの曲がレコードだとどんな風に聴こえるのか楽しみでした。
松田聖子 『Seiko index』 300円
収録曲を見たら、どうやらベスト盤のようで。
松田聖子は有名なシングルはもちろん知ってますが、実はCDもまったく持ってませんので、とりあえず「買い」なのでした。
松田聖子 『Tinker Bell』 100円
上記のベスト盤には入ってない「Rock’n Rouge」が入ってたので買いました。
松田聖子 『ユートピア』 100円
有名なジャケットだし、どこかで松田聖子の中でも名盤だと噂を耳にしていたような気がしたので買ってみました。
中森明菜 『ファンタジー <幻想曲>』 200円
松田聖子よりも僕は明菜派だったのですが、当時はシングルしか追いかけてなくて、オリジナル・アルバムは1枚も聴いた事なかったんですよね。なので、見つけたら買わずにはいられません。
「セカンド・ラブ」が入ったサード・アルバムだそうです。
中森明菜 『ANNIVERSARY』 100円
これは、僕が音楽を聴き始めた頃によくレコード屋さんで見かけて、とても印象に残ってるジャケットでしたが、結局手は出さなかったんですよね。
あの頃のリベンジもこめて買いました。
菊池桃子 『TROPIC of CAPRICORN』 100円
菊池桃子 『ADVENTURE』 100円
菊池桃子 『ESCAPE from DIMENTION』 100円
菊池桃子は、絶頂期でもとりたてて好きなアイドルではなかったのですが、いくつか好きな曲があって、最近になってベスト盤をレンタルしたんですよね。
ただ、この3枚のオリジナル・アルバムを見ると、シングルがあまり入ってなくて、実は菊池桃子はシングルとアルバムとを分けて考えて作るアーティスト気質があったのかな?と気になってしまい、試しに買ってみる事にしました。
小泉今日子 『Celebration』 100円
キョンキョンは明菜の次に好きでした。ロケ現場に遭遇して、気付いたら隣にキョンキョンがいた、という思い出もあるのですよ。
そんなキョンキョンの初期のベスト盤。
好きな曲いっぱい入ってますね。
おニャン子クラブ 『KICK OFF』 200円
これは我が青春のおニャン子、思い入れありまくりの1stアルバムです。
当時、貸しレコード屋さんで借りてカセットテープに録って、何度も聴きました。
ちゃんとレコードを買わなかった事をずっと後悔してたので、今になってこれを店で見つけた時はガッツ・ポーズをしてしまいました。
今でも超名盤だと思ってますが、「セーラー服を脱がさないで」だけは大っ嫌いなんです(笑)。
おニャン子クラブ 『Side Line』 100円
おニャン子クラブ 『Circle』 100円
おニャン子は活動期間も短かったし、僕の興味が薄れるのも早かったし(笑)で、実はオリジナル・アルバムをすべて聴いたのは解散して何年もたってから。
なので、この2枚もレコードは持ってなかったのでした。
渡辺満里奈 『Evergreen』 100円
満里奈を初めて見た時は、「こんな可愛い娘がこの世にいるのか」と思ったものですが、当時からDD気質だった僕は、特に満里奈に肩入れする、って事もなく。
ソロ・デビューも割と冷めた目で見てましたね。満里奈のソロ曲は、あんまりいいとは思えなかったんだよなあ。
でも、もしかしたらアルバムにはいい曲あるのかも、と思って買ってみました。
David Bowie 『Let’s Dance』 100円
これ、HARD OFFで見かけてもずっとスルーしてたんです。とりたてて好きなアルバムでもないし、ってね。
だけど、そんなところにボウイの訃報が入ってきてね。
なんとなく追悼の意味も込めて、誰かに買われてしまう前に買わなければと、お店に走りました。
The Event 『This Is The Event』 100円
これ、ジャケ買いです。
まったく聞いた事もないグループで、どこの国のいつの時代のものなのか、まったく素性を知りません。今でも。
でも、ジャケットを見て、これはモッズだ!と。
モッズかガレージ・バンドに違いない、と思い込んで、久々のジャケ買いをしました。
Carpenters 『Carpenters』 100円
73年に出たベスト盤です。おそらく絶頂期に出たものでしょうか?もしかしたら日本オリジナル編集盤かもしれません。
代表曲はあらかた入ってる感じで、2枚組で100円なんですから、迷わず「買い」でしょう。
Electric Light Orchestra 『Xanadu』 100円
E.L.O.とオリビア・ニュートン・ジョンのコラボ・アルバムです。
初めにCDで買った時は、それほど好きではなかったのですが、今では大好きになった作品です。
E.L.O.サイドはもちろん、オリビアにもいい曲があるんです。
日本でもよく売れた証拠なのか、中古市場でよく見かける気がします。
Asia 『Asia』 100円
プログレ・バンドの有名メンバーが集まって結成されたスーパー・グループ。大学時代の友人が好きだと言ってたのが忘れられません。
僕にとってはスティーヴ・ハウがいるのが大きいですね。
だけど、何故か今まで聴く気がしなかったんですよね。プログレじゃなくて、売れ線を狙ったポップ・バンドになった、という話をマイナスに捉えてたからかもしれません。
ま、とにかく100円なので、聴いてみる事にしましょう、と。
Eric Clapton 『E.C. Was Here』 500円
クラプトンのライヴ盤。
とにかく曲数が少なくて、ブルース色が強いという理由で、今まで手に入れる気がしなかったアルバムでしたが、ブルース苦手が克服できてきた今なら、なんとか楽しめるんじゃないかと。
500円はちょっと高いかもと思いましたが、思い切って買ってみました。
以上が、2015年5月から2016年7月の間に、地元のHARD OFFで購入したレコードです。
なんとなくジャンル分けして並べました。本当は買った順番に並べたかったところですが、そこまでは憶えてないし、記録もしてないので不可能でした。
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