08年3月からのTeamBの3rd公演曲のアルバム。
13年になって初めてCD音源リリース。
2曲目「初日」。
これはアルバム『神曲たち』に収録されてたので、すでにお馴染み。爽やかでいい曲だけど、もう飽き気味かな...。
3曲目「必殺テレポート」。
若さで元気いっぱいだ。これはおニャン子を思い出したなあ。
4曲目「ご機嫌ななめなマーメイド」。
明るくキャッチーで、コーラスの付け方とか、これも80年代アイドル・ポップスだ。
5曲目「2人乗りの自転車」。
2人乗りをしてるけど、君にとってはただのクラスメイト、というのが切ないね。歌詞はそんなだけど、曲調は明るくて、ちっとも切なくない。まあ甘酸っぱいけど。
6曲目「天使のしっぽ」。
明るく可愛い曲。ちょっと拙い歌い声も萌えポイント。
7曲目「パジャマドライブ」。
7曲目にしてようやくマイナー調の曲。パジャマドライブというタイトルは、可愛いのかカッコいいのか、判断しにくいなあ。
8曲目「純情主義」。
キスさえ許さない純情主義という事で。唇をそらす感じが伝わってくるようなサウンド。
9曲目「てもでもの涙」。
マイナー歌謡。サビを締めくくる「♪てもでものなみだ~」というメロディがハマってる。それにしても、てもでもってなんだ?
10曲目「鏡の中のジャンヌ・ダルク」。
勇ましくカッコよくダンスしてる姿が目に浮かぶ。
12曲目「命の使い道」。
AKBお得意の、寂しさから投げやりになってる女子高生ソング。「♪ダレカニアイサレタイ」「♪おじさんから声でもかけられたら少しは寂しさ消えるかな」とか。少女の危うさを歌ってる。
13曲目「キスして損しちゃった」。
年下の男に弄ばれてる悔しさが滲み出てる。
14曲目「僕の桜」。
ここまで来てやっとバラード。ちょっと一息つける感じ。AKBは桜ソング多いなあ。
15曲目「ワッショイB!」。
ここからアンコール扱い。TeamBの紹介的なお祭りソング。うーん、あまり好きではない。
16曲目「水夫は嵐に夢を見る」。
コンサートの終盤で力を振り絞るようなロック・ナンバー。カッコ良さではこれが1番かな。
17曲目「白いシャツ」。
タイトル通り、綺麗に洗濯されたシャツを着る時のように、最後は爽やかに終わる。
このアルバムは、とにかく前半が明るい曲が続く。アイドル全開。でも同じような明るいものばかりでちょっと不安にもなる。だけど、7曲目から雰囲気が変わって、今度はマイナー調の曲ばかりが続くという構成。僕としては、明るい曲とマイナー調の曲は交互に出してほしいと思っちゃうんだよなあ。なんとなく飽きちゃうから...。でも、ライヴではこういう構成の方が盛り上がりやすいのかもね。このアルバムはライヴを念頭に作られてるんだから、それもアリなんだろう。
悪いアルバムとまでは言わないけど、ガツンとハマれる曲がなく、イマイチな感じだった。