07年12月からのひまわり組の2nd公演曲のアルバム。
僕の様に遅れたAKBファンからすると、通常のチーム編成ではないひまわり組とは何ぞや?という事になるのだけれど、どうやらTeamAとTeamKと研究生から選ばれたチームらしい。当時、チーム編成を組み直すという概念がなかった時に、マンネリ化を防ぐためもあって考えられた仕組みなんだろう。いつのまにか消滅しちゃったけど。
13年になって初のCD音源化。
2曲目「ロマンス、イラネ」。
これはシングルにもなってたから知ってた。マイナー調でせっぱつまった感。「いらない」でもなく「いらねえ」でもなく「イラネ」なのがポイント。
3曲目「夢を死なせるわけにいかない」。
勇気と希望が湧いてくるカッコいい曲で好きだなあ。サビに向かうBメロなんか痺れる。
4曲目「Let’s get あと1センチ」。
明るく派手に盛り上がろうという曲なんだけど、心は揺さぶられず...。
5曲目「愛とプライド」。
明るく大味な感じ。これもあまり好かず。
6曲目「Bye Bye Bye」。
イントロのピアノを聴いて、どこかで聴いた事あるぞ?と思ったら、ノースリーブスのアルバムにも収録されてた曲だった。というわけで、ここで歌ってるのもノースリーブスの3人。明るく爽やかな別れの曲。
7曲目「初めてのジェリービーンズ」。
渡辺麻友の曲にもあったジェリービーンズ...なんの事かわからなかったりする(笑)。明るく可愛くポップな曲。こういう曲はアイドルらしいね。
8曲目「となりのバナナ」。
前山田健一によるポップでキュートな曲...なんだけど、どうにも甘ったるい歌い方が鼻に付くと思ったら、河西智美だった。やっぱ河西智美は好きになれんな。サビはキャッチーだし、ラストの「♪ぶいっ!」は可愛いんだけど、いかんせん河西智美...。
9曲目「記憶のジレンマ」。
これはなんだか真面目さが伝わってくる曲。いい曲なんだけど、イントロやサビのメロディがTeamAの某曲に似てるのが気になる。
10曲目「Confession」。
切れ味鋭いカッコいい曲。サビの後の吐息も印象深い。篠田麻里子の声が目立ってた。
11曲目「森へ行こう」。
タイトルはなんだかほのぼのとしてるけど、イメージとはまったく違ってて、危機感漂う曲。
12曲目「青春の稲妻」。
このアルバムの中で一番好きな曲。「♪せいしゅんのいなずーまっ」と歯切れが良くて気持ちいい。Bメロの切なさもグッド。
13曲目「生きるって素晴らしい」。
サンバの様な騒がしさもあるが、心の底から滲み出る「生きるって素晴らしい」という感触が表現されている。
14曲目「愛の毛布」。
バラードではないけど、コンサート最後の感動があるようだと思ったら、やはり本編ラストの曲だった。でも、モーニング娘。にこれと似たような曲があったような...。
15曲目「ロックだよ、人生は...」。
ここからアンコール曲の設定。これはもうとにかく弾けてるね。アッパラパーソング。
16曲目「50%」。
ノイジーに転がりまくるギターが聴き所。YESかNOかの50%を決められない曲。これもBメロが好きだなあ。
17曲目「ハートが風邪をひいた夜」。
昔の歌謡曲風のメロディ。最近で言えば「ハート・エレキ」の様な。こういうの好きだよ。
カッコいい曲、明るい曲と両極端で、あまりバラエティに富んだ内容とは言えない感じ。バラードもなかったくらいだしね。
アルバムとしてはどこか印象が薄い感じ。突き抜ける感じが無くて、好きでも嫌いでもないというか。
↑ 「青春の稲妻」。
このアルバムの中で一番好きな曲。「♪せいしゅんのいなずーまっ」と歯切れが良くて気持ちいい。Bメロの切なさもグッド。