以前、「CDの方が良いと言う結論は変わらないけれど、もうしばらくレコードを聴いてみる」と書いた。
手持ちのレコードを次々と聴き直してみた。
初めは、やっぱりCDの方が...と思っていたのだけれど、思い切って、ある程度、音を大きくしてみたら、ちょっと違って聴こえてきた。
若干モコモコしてるのが不思議といい感じ。
低音がズンズンと体に響いてくる。
ギターの音色が艶があって、高音が泣いてる感じがたまらない。
同じアルバムをCDとレコードとで聴き比べたわけではないから、本当の所はわからないけど、レコードで聴き直してみたら、今までとは違った感動があったのは事実。
発見だ。
でも、それもレコードによりけり。レコードならすべていい音というわけじゃない。いい音に感じない、あまり魅力を感じないレコードもある。
ビートルズなら、初期はあまり面白くなかったけど、後期はやっぱり面白かった。レコードでしか聴けない『ハリウッド・ボウル』もすごく良かった。
サザンはあまり面白いとは思わなかったな。
想像以上に良かったのはクラプトン。特にクラプトンのレコードを聴いて、レコードで聴く事にハマッていった感じ。
やっぱりレコードによりけりだけど、感動する音を出してくれるレコードが存在するのはわかったわけで。
でも、僕が持ってるレコードはビートルズ関係、サザン、クラプトン、おニャン子くらいなもんで。
もっと他のレコードが聴きたいなあと思ってしまう。
でも、我が街では、レコードを売ってる店なんてほとんどなくて、HARD OFFにわずかながら中古レコードがあるだけ。それでも100円で買えたりもしちゃうので、それなりの魅力はある。こんな田舎町のHARD OFFにレコード売りに来る人なんて、そうはいないだろうから、いつ行っても品揃えはたいして変わりないだろうと思っていたら、1週間たったら、結構品揃えが変化してたりする時があるんだよね。となると、新入荷のものはないか、頻繁に通う様になってしまった。
でもまあ、レコード専門店ではないこんな店では、品揃えは高が知れてるので大した事はないからね。目当てのレコードが置いてあるという事はそうそうない。
こんな時、東京とかはいいなあと思うよね。
僕もちゃんとしたレコード屋さんに行ってみたい。