ユニクロのオリジナル・Tシャツ・シリーズ UT、ここ数年は音楽に関係したTシャツが出ていたので、毎年秘かに楽しみにしていた。
なにしろ、1500円という安さが魅力。ライヴとかに行けば、好きなアーティストのTシャツはよく売ってるけど、なんせ公式グッズは高くて。
だから、好きなアーティストに関係したTシャツが1500円で買えちゃうってのがいいんだよね。
でも、取り上げるアーティストやテーマが良くて期待はするものの、デザインのセンスがいまいち(いや、センスなんてものは主観だから、いまいちという言葉は当てはまらないな、あくまで僕のセンスと合わない)って感じのものが多く、もうちょっとがんばってくれー、って思ってた。
そしたら今年は、キャピトル・レコードの75周年を記念して、ビートルズやビーチ・ボーイズの名盤がデザインされたTシャツが出るとの事で、ずっと楽しみにしてた。
そして実際に、発表されたデザインを見て、うん、今回はまずまず。しかも、絶対買いたいものがある!
という事で、3月27日発売予定という情報を得て、早速買いに行きましたよ。
でも。
ユニクロ店内をあちこち見回しても、キャピトルUTがどこにもない!
発売予定、って事だから、予定は未定だったのか?それとも田舎の店には入荷しないのか??
せっかく来たのに...と思って、店員さんに尋ねてみると、「入荷はしている」との事。
スマホでカタログを表示されて、「どれを御所望ですか?」と。
なので、希望の品を告げて、倉庫から持って来てもらい、無事に買えました。
それが、冒頭の写真にある様に、ビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』。
これは絶対欲しかった。
好きな緑色だし、公式グッズにもありそうな感じなのに1500円ってのがいいよね。
ビーチ・ボーイズは、『スマイル』もあって、これもまあまあいい感じ。
だけど、ビーチ・ボーイズものは『ペット・サウンズ』を買うから、他にも買うんだったら別のアーティスト...ビートルズを買った方がいいかな?と思っちゃって。
ビートルズは『ミート・ザ・ビートルズ』。
これが購入候補かなあと思ったんだけど、なんとなくパッとしない感じがする。白地のTシャツじゃなくて、全体が黒地だったら即買ってたかもなあ。
いくらビートルズだからと言って、無理してまで買う事はないかなあ、と。
ビートルズの『ヘルプ』。
これは、デザインとしてはまあまあいい感じで及第点なんだけど、いかんせん、僕は『ヘルプ』というアルバムに思い入れがないので、ワクワクしない。好きじゃないアルバムのTシャツを着るっていうのも、なんとなく主義主張に反する気がして...。
ビートルズの『ホワイト・アルバム』。
これをTシャツにするなんて、ユニクロ、攻めたね(笑)。
パッと見、ただのインナーの白Tシャツでしかない。
わかる人にだけわかる、っていうのは、ある意味お洒落の醍醐味だけれど、これ着て外歩いてたら、ほとんどの人にただの白Tに思われるだろう恥ずかしさに僕は耐えられそうにないので、買う気になれず。
デザイン的にいい感じなのは、マイルス・デイビス。
なにしろ、黒いTシャツってのが僕好み。
だけど、よくよく考えたら、マイルス・デイビスが大好きって訳でもないしなあ、という事に気付く。
絶対に買うと決めていたのは『ペット・サウンズ』のみで、あとは、実物を見てみて、カッコいいと思えたら買ってもいいかな、と思って店へ行ったんだ。
だけど、前述の通り、このキャピトルUTは、まだ店頭に並んでない状態(何故??)だったから、実物を確かめる事が出来ず、結局、希望の『ペット・サウンズ』1着のみの購入に終わった。
まあ、『ペット・サウンズ』が無事に買えたからいいんだけど。
でも、他のものも見てみたかったな。
毎年の傾向を見てると、一定期間を過ぎると、UTは値下げする事が多いんだよね。1000円くらいで買えちゃったりする。
もちろん、人気のデザインは売り切れちゃうだろうから、すべてのデザインが値下げされるわけじゃないけど。
とりあえず、夏が終わるまで、チェックは怠らない様にしておこう。安く買えるんだったら、もっと買ってしまうかもしれない。
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