1曲目「The Changeling」。
ブルースが下敷きになっているものの、ちょっとファンキー。ジムの熱唱にバンドも熱演。
2曲目「Love Her Madly」。
イントロのギターの哀愁あるストロークにキーボードの音が被さる所が好き。なかなかスピード感もあるし、サウンド的にも気に入っている。
3曲目「Been Down So Long」。
ブルースだ。だいぶ力強いけどブルースだ。
4曲目「Cars Hiss By My Window」。
これまたゴリゴリのブルース。ブルースはかったるくて苦手だ...。
5曲目「L.A.Woman」。
これはロックンロールなのかブルースなのか。なかなかノリが良いんだけど、これと言って魅力があるわけでもなし、8分もあって飽きちゃう。
6曲目「L’America」。
おどろおどろしい雰囲気を感じるも、ちょっとドラムが派手すぎる。アレンジを初期ドアーズっぽく怪しい雰囲気にしてくれてたら好きになってたかもしれないのに。
7曲目「Hyacinth House」。
間奏のギターとオルガンの融合は何故か爽やかな感じも。ドアーズに爽やかというのは違和感あるけれど。
8曲目「Crawling King Snake」。
ねちっこいブルース。
9曲目「The WASP」。
リズムの転換が聴き所か。間奏でギターが活躍したと思えば、次の間奏ではオルガンが活躍したり。なかなかに展開が目まぐるしい。
10曲目「Riders On The Storm」。
これはタイトルがカッコいいね。その名の通り、嵐のSEに導かれ、静かに始まる。アルバムの最後はドアーズお得意の7分の大作。Stormなのに、最後まで控えめな演奏。そこに切なさを感じる。