13曲目「蛍」。
さや姉作詞・作曲。
これがもう最高!!の出来。
憂いを帯びたメロディに、スピード感溢れるビート。
師匠・秋元康の影響大の歌詞もいい。好きな人のために裏方に徹する、大切な人のためなら自分を犠牲にできる健気さ一途さ。
後半のカウンター・メロディとなるコーラスは、たぶん「♪ ゆらゆら」と歌ってるんだと思うけど、最初は「♪ Pure Love Pure Love」に聴こえて、それも詞の世界観に合ってていいんじゃないかなあと思いました。
とにかく切なく儚い、これはさや姉の最高傑作。
01.HOLD ON(It's Alright)
02.或る日路上で
03.地下室のメロディ
04.鏡
05.しゃアない節
06.エロスで殺して(ROCK ON)
07.月
08.哀しみのプリズナー
09.路傍の家にて
10.スキップ・ビート
11.悲しい気持ち(Just a man in love)
12.白い恋人達
13.ALL MY LOVING
14.BLUE MONDAY
15.東京ジプシー・ローズ
16.東京
17.影法師
18.どん底のブルース
19.真夜中のダンディー
20.ROCK AND ROLL HERO
21.JAIL~奇妙な果実
22.BLUE~こんな夜には踊れない
23.ハートに無礼美人(Get out of my CHEVVY)
24.質量とエネルギーの等価性
En
25.夏の日の少年
26.可愛いミーナ
27.波乗りジョニー
28.誰かの風の跡
29.祭りのあと
それから、演出面では、前半は特に大きな演出もなくシンプルな構成で進んでいったんだけれど、後半になって一気に派出に。
「ROCK AND ROLL HERO」等の数曲では、多数のモニターを使った映像演出がカッコいいなと思ったけれど、「ハートに無礼美人(Get out of my CHEVVY)」など数曲で出てきたコスプレダンサーたちの訳のわからぬ踊りはどうも...。ムリヤリ盛り上げよう、って感じに見えてしまって、ちょっと僕には興ざめ。もっとも、そういう所がサザンぽい(桑田さんぽい)と言えるのかもしれないけど。だからもしかしたら、そういうノリがあまり好きではなくて、今まで僕はサザンのライヴに行かなかったのかも...と再認識したりして。
これをE.L.O.の最高傑作と言う人もいますけど、僕はそれほどでもなくて。
ただ、「Mr. Blue Sky」がレコードで聴いてみたかったんだよね。
2枚組でこの値段なら安い、と。
Electric Light Orchestra 『Discovery』 1000円
E.L.O.で1番好きなアルバムと言ったらこれが候補に挙がるので、買わずにはいられませんでした。
特に「Shine A Little Love」と「Last Train To London」が聴きたかった!
ただ、売れたアルバムだし、今から思えば、後日もっと安く手に入れる事も充分可能だったかもという気はしますが。